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第2回イブニングレクチャー質問への回答一覧

 

Q. 術後レントゲンの確認事項について
A. 術後レントゲンについて
術直後に撮影されるレントゲンは、主に手術中に使用したものが体内に残されていないかを確認するために撮影されることが多いです。手術中や手術後に使用したガーゼの枚数が足りないなどの事象が起こった際に、レントゲンによって遺残物の有無をチェックします。
ガーゼには造影糸があるので遺残物があれば描出されます。
また、整形外科の手術後に撮影されるレントゲンはデバイスの位置が執刀医の目的とした位置にあるかどうかを判断するのに用いられます。また、デバイスを挿入した時・デバイスを固定した時に骨折が起きている可能性もあるので前述した箇所を術後の撮影で確認しております。


Q. 軸位撮影の際に補助具を使っているか
A. 当院では、軸位撮影をする際の補助具を用いて撮影をしておりません。現状、撮影者がプロテクターを装着して健側の足を保持して撮影しております。
カセッテホルダーがないことや、体動が多い患者様の安全を確保する意味合いも含めて撮影者が介助して撮影しております。
また、軸位撮影は下腿側を大きく挙上する必要があります。挙上が不十分だと挙上させた大腿部の脂肪組織等が患側に干渉してしまい描出を妨げます。下腿部を安全になおかつ観測に干渉しないよう保持・支持するには撮影者で保持するのが確実かと思われます。
しかし、撮影者の被ばくが問題となります。
①十分挙上させることができる。
②患者様の安全の確保(支持姿勢・補助具の強度や不備がない)
③補助具による画像の不明瞭がない
以上がクリアされているのであれば、補助具を用いた撮影を行えると思われます。
コの字型の補助具を用いて撮影を行っているご施設もあるようです。


Q. 術前の際に行っている撮影はあるか。Neck Planeなど
A. ルーチンの検査として動態撮影は基本行ってはおりません。CTを用いた術前検査で前捻角を計測することがしばしばとなっております。当院は、術前撮影にスケールを挿入して撮影することがあるくらいで特別な撮影は行っておりません。


Q. 撮影基準線について

当院のCT股関節基準線は、Sagital、Coronalで大腿骨が垂直になるよう調整します。
Coronalにて頸部が広く描出されるように、AxialにてCoronalのスライスラインと平行に調整します。以上の様に合わせたら、3方向再構成して画像を転送しております。

 

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