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核医学検査

核医学検査について

 

Q:アイソト一プとは
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A:
アイソトーブという言葉は聞き慣れないかも知れませんが、キュリー夫人は知ってますね。
キュリー夫人が発見したのがラジウムと呼ばれるアイソトープの一種です。

アイソトープは放射能を出しながら別のものに変わる性質があり、このアイソトーブの出すわずかの放射能を利用して病気の診断をするのが核医学検査です。
例えばテクネシウムー99mというアイソトーブを用いますと、テクネシウムー99mは6時間の半減期です。
6時間後に放射能が半分に減り、12時間後にはさらにその半分の1/4にという具合にどんどんなくなっていきます。

Q:どんな検査ですか?
ri2 A:
核医学検査は病院によっては「アイソトープ」
検査と言ったり、「同位元素」検査とも呼ばれ
たりしていますが、同じものです。
患者さんはアイソトープを注射するか、飲んだりした後、そのアイソトーブの体内での分布を「ガンマカメラ」で撮影し、その写真を見ながら診断します。
Q:がん以外の病気でもアイソト一プを使いますか?

A:はい、もちろんです。アイソトーブを使う検査はがんだけでなく、心臓、脳や甲状腺、腎臓などの病気の診断や治療にも利用されています。
テクネシウムー99m以外にもヨウ素、タリウム、ガリウムなどと呼ばれるアイソトーブも使われています。
アイソトーブの出すごくわずかの放射能を利用しているので、患者さんへの放射能被曝がほとんどなく、しかも副作用もほとんどないというのが特徴です。

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